ここにお集まりの皆様は、ミュージシャンの一人として、
少なくともひとつ以上の楽器を所有していると思われます。
そして、その楽器については、価格的な価値を抜きにして、
それぞれの想い入れや愛着があると思われます。
その愛器を、「貸してほしい」と言われた場合、まずみなさんは、
それをどのような気持ちで貸し出しますか?
次に、逆の立場で、人様が大事にしている愛器を借用したら、
みなさんはそれをどのように管理されますか?
そして、借用した愛器を、例えば何かに流用する場合、
みなさんはいかがされますか?
実は、大変悲しいことが起きました。
昨夏、相方の大黒屋さんが仲間のBさんに、大事にしている
マンドリンをお貸ししました。
もちろん、Bさんの音楽への一助としてです。
私は、いかなる場面でも、ギターは持たずとも、その
マンドリンは肌身離さず抱えている姿を数年にわたって
見ておりましたので、正直、大変に驚きました。
そして、陰ながら、大黒屋さんに「本当にいいの?」と
再三にわたって話したものでしたが、
「Bさんに貸すと約束したから」ということでした。
マンドリンを借用したBさんの喜びは、Bさん主宰の当時
の日記をお読みいただければおわかりかと思います。
ご自宅に持ち帰り、奥様にも練習をさせているとの報告
でしたので、私の懸念とは裏腹に、そこまで喜んで
もらっているならばと、仲間であるBさんに大黒屋さん
は喜んで愛器を託していました。
が、その後、私達の仙台の活動本拠地であるペニーレイン
へ行くと、そのマンドリンは、ステージ脇のところに置き去りになっていました。
「返却をお願いすれば?」との私の意見に、
「でも、本人が不必要といったわけではないから」と、
大黒屋さんは様子を見守っておりました。
そして、ケースへの保管だけをお願いしたそうです。
けれど、また後日、ペニーへいくと、そのマンドリンは
いつもムキ出しの状態でおいてあり、ライブの際は
それをBさんが使用されておりました。
イベントのとき、使用するにあたっても、何も連絡はなく、
12月にユニット結成記念のコンサートにて、いきなり、
ステージ上で、その愛器を使って演奏されている姿をみたとき
はっきり言って大変驚きました。
お貸ししていたのですから、借用者がどのように使用して
も構わないのかもしれませんが、晴れの舞台に使用するにあたり、
一言の連絡があってもよかったのではないか?と私は思いました。
使用したあとの御礼もHP上でしたが、一本の電話がなぜ
いれられなかったのでしょうか?
大黒屋さんの愛器は、Bさんの音楽に多かれ少なかれ
花をそえていたのですから・・・
そういう私の考え方は間違っていますでしょうか?
そして、問題はここからです。
年末に楽器を回収するいたっても、やはりBさんから
何のコメントもいただくことはできませんでした。
そして、年末年始を経て、この連休中に大黒屋さんが
ケースをあけてみると、なななんと、トップの部分が完全に折れて、
接着剤で稚拙に補修した形跡が残っておりました。
ペニーレインのマスターに、事情を確認させていただきましたが、
全く思い当たることはないといい、マスターからBさんにも確認を
いれていただいたのですが、やはり覚えがないと同時に、
メールにて現物を送ってください、というだけでした。
メールには、「誠意をもった対応をする」と記してあったそうですが、
誠意ということは、事実確認をしてモノを弁償すればいいことなのですか?
それが世の中の常識なのでしょうか?
以前から、たびたびBさん主宰のHPで、事件がおきております。
個人の書き込みが、本人に何の断りもなく削除されてしまったり、
また、見ている人が誤解を招くような意見や、特定の人間に対する中傷や非難が、
日記という名目で書き綴られているのです。
疑問に思い、直接、Bさんに確認をさせていただくと、
「ここは、自分所有のスペースではあるが、自分のユニットと
ペニーの公共のHPである」、ということ。
「しかし、その中にある日記は、あくまでも日記なのだから、
好き勝手に書いても構わない」という見解でした。
ユニットの公式HPであるならば、なぜ、Bさんの日記があって、
相方のマスターの日記はないのでしょうか?
そして、日記とはいいながら、多くの人が交流をするHPという公の場所で、
管理者である、という理由だけで、人を傷つける発言をするのは
やめていただきたい、と再三お願いしたにもかかわらず、
度々繰り返されている、という事実について、
みなさんはどのようにお考えになられるのでしょうか?
どうしてもわからなくて、昨年よりずっと悩んできました。
このような文章は不適切かもしれないとも考え、
疑問に思ったことや意見は、当事者のBさんとマスターに
直接、会ってお伝えすることを身上としてきました。
陰で何を言っても解決には結びつかないし、Bさんのことも
マスターのことも尊重したいと考えてきたからです。
私達のことと思われる内容が、日記で書かれても、
これまでずっと公の発言を控えてまいりましたが、
音楽を演る人間にとって、身体の一部分でもある楽器の
ことが絡んで、今夜はあまりにも辛いので、
たくさんのご意見を聞かせていただきたいと思い、
発言させていただきます。
私も、見解に誤りがあれば改めたいと思いますので、
忌憚のないご意見をどうぞ宜しくお願いいたします。